顎のせいで、声が出なくなる!【発声障害、声がれ】

アンヴォーカル・ピアノスクールの浅井です。

新しい年度が始まりましたね。
うちの三番目の子どもが中学へ入学し、子育ても一段落した感じです!
さて、今回は顎と声の関係についてお話させていただきます。

私も顎関節症を治すために、昨年末から噛み合わせ治療したのですが、逆に、それが顎を緊張させる形になってしまって、発声がガタガタに崩れてしまいました。

また、ストレスのせいで、顎が硬くなることがあります。

<そして、それから負のスパイラルに入り込んでしまうと、もうどうにもできなくなります。

顎が硬くなる
>口が開かない 喉にいらない力が入る 声が出なくなる ストレスがたまる 顎が硬くなる

これが繰り返されると、発声障害や声のジストニアの原因になってしまいます。

怖いですよね。

私の実体験も交えて、顎が与える声への影響について、詳しくお話していきたいと思います。

顎に思い当たることはありませんか?

●食いしばり

イライラしたり、何かを我慢したり、重いものを持ちあがようとして、歯を食いしばってしまうことありますよね?

そうすると、下記の側頭筋、咬筋がどんどん硬くなります。

Free Vectors | temporalis muscle, masseter muscle

●顎関節症

口を開くときには、下記の動画のように通常、顎のジョイント部分が前にスライドします。


それが顎関節症の方の場合、正常にずらすのではなく、歪んでずらす形になっているそうです。

それによって、カクっと音がしたり、ジャリジャリと音がしたりします。

食いしばりや顎関節症で、声がどうなるの?

側頭筋、咬筋硬くなる

顎の下の筋肉(顎二腹筋、オトガイ舌筋)が硬くなる

舌骨が奥に入り込む

喉が詰まる

というように、声が出しづらくなります。

歌っていて、「顎が疲れる」「眉間にしわが寄る」とい方は、側頭筋と咬筋を手で触って、硬くならないように緩めながら発声練習をすることが大切です。

あと、顎の下から耳までを、よくマッサージしてほぐしましょう。


私は、顎に変な力が入っているときは、「頭の血管が切れそう」という感覚でした。笑

それは、今思えばこめかみの側頭筋の力みだったんだなと思います。

歌っているときに「口が開かない」、または「開けすぎる」という場合も、顎の筋肉に力みが出ている可能性があります。

そして、顎から喉、舌にまで力みが及んでいる場合は、全部の硬さを取り除く必要性が出てきます。

もし、実際にレッスンを受けてみたいと思った方は、まずは体験レッスンにお越しください。

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