①顎の位置(口の開け方)を改善
食いしばりで顎の位置が後ろに下がってしまっていると、口を開けた時に喉を圧迫します。
顎関節の位置を改善し、顎がスムーズに開く口の開け方を練習します。
③咀嚼筋(頬の筋肉)を緩める
歌う時に喉が締まってしまう最大の原因は、噛む筋肉の硬直です。
日頃の食いしばりや、歯ぎしりによって、頬筋や内側翼突筋・外側翼突筋という部分が硬くなります。
この筋肉は喉とも繋がっているので、これらが硬いと声を出すときに、喉が締まってしまいます。
自然と喉が開いた感覚になるには、これらを緩めるマッサージや発声が大切です。
③舌の位置
顎が後ろに下がっていると、舌も下に落ちてしまいます。
舌が落ちている状態のことを、歯学では「低位舌」といって、飲み込みや呼吸によくないとされています。
歌う時には、舌の奥を上げながら言葉を発音できるようになると、高音も軽々と出るようになります。