声を根本から変えるには柔軟性が必要
喉の筋肉を鍛えたら鍛えた分だけ、声が変わると思っていませんか?
残念ながら、そんなことはありません。
声帯自体も2センチほどですし、喉の筋肉は身体の他の筋肉と比べても小さく細いです。
ですから、喉の筋肉を鍛え上げるには3か月もあれば、十分に出来てしまいます。
喉や顎の筋肉は、日常に噛んだり食べたりしゃべったりしている中で、ガチガチに硬くなっています。
喉の詰まりや声の出しにくさ、高音での苦しさの原因は、それらの筋肉をマッサージでほぐし、緩めながら声を出すことで劇的に改善します。
これらはすべてレッスン内で行いますので、別料金はかかりません。
マッサージとボイトレと合わせた独自のボイストレーニングを是非お試しください。
※本番を直前に控えている方には、緊急対応しますので、ご相談ください。(要訪問料金)
■急に声が出なくなってしまった。
■すぐにでも声を改善したい。
■発声障害になってしまった。
喉の可動域が広がるから、声が変わる!
喉は、「発声の器官」というよりも、「食べる・飲み込むための器官」として、口腔生理学や解剖学、摂食嚥下機能の分野で、日々研究されています。
私は、そのような観点からも喉の仕組みや機能を研究し、ボイストレーニングに落とし込んで作り上げました。
喉と繋がっている舌骨・顎・頬・舌の中に硬いところがあると、喉の動きを妨げてしまいます。
一つひとつが正常に動くようにすることで、声帯も動きやすく、声の通りがよくなり、ボイストレーニングの効果が絶大に上がります。
レッスンでは、浅井のぞみのマッサージと共に、セルフマッサージのやり方を覚えてもらいます。
浅井のぞみ式発声マッサージの方法
舌骨はがし
顎と喉仏の間にある舌骨という骨をご存知でしょうか?
舌骨が喉の奥に入り込んでいたり、その上の筋肉が硬かったりすると、喉の可動域が狭くつまりやすいです。
舌骨の周りの筋肉を緩むと、一気に声量が上がります。
また、「喉を開く」感覚を掴むことが簡単にできるようになるので、高い音も無理なく出せるようになります。
舌骨はがしで、声がこう変わる!
●喉が開くコントロールができるようになる
●響く声が出る
●ひっくり返らなくなる
顎関節の動きをよくする
「声が思うように出ない」と悩む方の90%は、顎の関節の動きがよくないことが多いです。
顎関節は、口を開けるときに前に移動してから回転しますが、ほとんどの方が前に移動することが上手くできていません。
そのため、顎が後ろに引っ込んでしまい、喉を詰まらせてしまいます。
この状態に気づかず、なかなか声が変わらないと悩みを抱えている方も多いのです。
レッスンでは、顎関節を正しく動くように、その周りの筋肉のマッサージと、位置調整を行って、顎がスムーズに前に動くようにします。
顎関節が柔軟になると、声がこう変わる!
●音程が合うようになる(自分の声が聴がよく聴ける)
●言葉の発音がしやすい
●声割れ、しゃがれ声がなくなる
●通る声になる
頬の筋肉(顔・口の中)
あまり知られていませんが、頬の筋肉と喉の詰まりに関係する咽頭収縮筋は繋がっています。
そして、頬の筋肉には、顔の表面にある咬筋、口の中にある内側翼突筋があります。
いずれも歯を噛み合わせるときに働く咀嚼筋として日常に使っているので、ほとんどの方が硬くなっています。
これらの筋肉をほぐすマッサージとこれらを緩める発声法によって、喉の筋肉全体が緩みます。
声帯・外喉頭筋や内喉頭筋、それぞれの本来の機能が戻るので、地声・裏声・ミックスボイスなどの声を出し分けることが、びっくりするほど簡単にできるようになります。
頬が軟らかくなると、声がこう変わる!
●声量・響きがまるで別人!
●色々な声の音色が出せるようになる
●軟口蓋が上がりやすくなる
浅井のぞみ式発声練習の方法
声は目では見えないので、聴こえ方と身体の感覚だけでつかんでいくのは難しいですね。
そのため、発声練習は「自分の喉の筋肉を触りながら声を出す」という形で行っています。
「喉のどこがどうなると、こんな声が出る」ということを頭で理解していくと、身につくのがとても速いです。
声を出しながらでも、喉が緩められるフォームというのがあります。
これによって、喉に力みがなくなり、楽に大きい声や高い声が出るようになります。
喉を開く感覚が備わっていると、どんなジャンルでも自由に歌える喉になります。
→NOZOMI式舌骨発声ボイストレーニングについての詳細はこちら