こんにちは、代表の浅井です!
今回は「鼻声」の直し方です。
私ももともと声が鼻にかかり気味のタイプなので、自分の声が嫌いでした。
そんな私の克服方法をお教えします!
鼻声だと、高い声が出にくくなったり、聴いていて不快な声になったりします。
原因は、みなさん口の中の『軟口蓋』という部分が大抵下がっているからなんです。
口の小さい方も、鼻声になっている方が多いですね。
軟口蓋のチェック
では、あなたの口の中を覗いてみましょう!
➀鏡で口の中を覗いて見てください。
喉ちんこは見えますか?
②喉ちんこが見えない方は、ハーとびっくりしたように息を吸ってください。
喉ちんこの手前のフニャフニャしている部分がありますよね。
それを軟口蓋と言います。
③見えた軟口蓋の形はドーム型になっているでしょうか?
低く下がっているでしょうか?
④軟口蓋を上に持ちあげる筋肉を「口蓋帆挙筋」といいます。
もともと低く下がっている、もしくはすぐ下がってきてしまい、その筋肉が弱いのですね。
また、風邪をひくと鼻の中やアデノイドの部分がむくみますので、鼻声になりやすいですね。
軟口蓋が落ちると、いびきもかきやすいです。
鼻声克服のための喉の筋トレ
➀上記のように、喉ちんこが見えるようにびっくりした顔で息を吸います。
②軟口蓋が上がったら、それを5秒間キープ。
③➀→②を、5回繰り返します。
④なんとなく軟口蓋を上げる感覚が掴めたら、同じように吸って「エアエアー」と言います。
この時軟口蓋が下がらないように注意してください。
⑤「上手くできない」または「苦しい」という方は、裏声で同じようにやってみてください。
⑥その他、「ミャ」での発声練習も鼻声克服には効果があります。
こもりがちの声がクリアになってきたら、筋肉が働いてきた証拠です!
応用編
➀鼻をつまんで、「アイウエオ」としゃべります。
その中で、変な声になったものは、舌先を少し後ろに下げながら練習します。
「オ」「イ」あたりが鼻にかかりやすいでしょうか。
上手くいかない方は、びっくりした顔で繰り返し息を吸って練習してください。
②➀で上手くいった方は、次に進みます。
さあ、次のように言ってみてください。
「ラリルレロ」×3回
「カキクケコ」×3回
③鼻にかからなかったかたは、次に進みます。
「ナニヌネノ」×3回
「マミムメモ」×3回
ほとんどの方が鼻にかかったのではないでしょうか。
NとMの子音をつけても鼻声にならないよう、口の中を大きく空けてしゃべってください。
軟口蓋を持ちあげている意識で!
④そのまま自分の歌いたい曲の歌詞をしゃべってみます。
鼻にかからないようになったら、普通に歌ってみてください。
喉の筋肉は、繰り返し繰り返しやっていくことでちょっとずつついていきます!
焦らず練習してくださいね。